徳間文庫

混乱

禁裏付雅帳五

上田秀人/著


発売日:2017年10月05日
ISBN:978-4-19-894267-0
判型/仕様:文庫判
定価:本体650円+税

 内容紹介

 錦市場で浪人の襲撃を受けたものの、なんとか切り抜けた東城鷹矢。禁裏付として公家を監察し、朝廷の弱みを握れ-―。老中松平定信から下された密命が露見し、刺客に狙われたのだった。噂をいち早く手に入れ機先を制するのが公家の力。禁裏の手強さを痛感した鷹矢は、このままでは埒が明かぬと正面突破を試みるが……。徐々に激しさを増す朝廷の抵抗、結果を急ぐ幕府からの圧力。二大権力の暗闘の狭間で、かつてない危機が鷹矢を襲う!

 著者プロフィール

上田秀人
1959年大阪府生まれ。97年に「身代わり吉右衛門」で桃園書房主催第20回小説クラブ新人賞佳作、2010年に単行本『孤闘立花宗茂』(中央公論新社)で中山義秀文学賞を受賞。主なシリーズに「将軍家見聞役元八郎」「織江緋之介見参上」「お髷番承り候」(以上、徳間文庫)、「闕所物奉行裏帳合」(中公文庫)、「勘定吟味役異聞」「御広敷用人大奥記録」(以上、光文社文庫)、「奥右筆秘帳」「百万石の留守居役」(以上、講談社文庫)、「妾屋昼兵衛女帳面」「町奉行内与力奮闘記」(以上、幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」(角川文庫)などがある。そのほかにも『峠道 鷹の見た風景』『傀儡に非ず』『(以上、徳間書店)、『鳳雛の夢』(光文社)など著書多数。

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